症例（育児による猫背）

皆さんこんにちは！

姿勢矯正院スタイルケアの藤戸です！

症例（育児による猫背）

３０代女性

職業：歯科衛生士（育休中）

症状：第１子産後８ヶ月目。妊娠前から肩コリをよく感じていた。出産後に体調が悪くなるかと思って気をつけていたが特別腰痛など感じることもなく、産前と同様肩コリを感じる程度だった。しかし出産後半年を経過した辺りから姿勢が徐々に猫背になっている気がして、肩コリも以前よりキツく感じる様になり、酷い時には首から肩にかけて痛みを感じる時もあった。一時的なものだと思い気にせず普段通りの生活を送っていたが、いつまで経っても肩コリをキツく感じるため来院。

診断結果：猫背によりストレートネック・肩の内巻きが顕著にみられた。そのため首から肩周辺にかけて肩コリ状の筋肉の硬直がみられる。恐らく育児の前傾姿勢による作業が姿勢の悪化を招き、肩コリ症状の悪化に繋がったと思われる。また長期にわたっての猫背のため首関節・肩関節共に可動域の減少がみられる。幸い産後の骨盤に関しては、やや歪みがあるものの酷い歪みはみられなかった。今回は産後にはなるが猫背矯正によりストレートネック・肩の内巻きの改善、姿勢の変化による肩コリの改善を狙う。

経過：初回の猫背矯正を行ったところ多少の姿勢の改善はみられたものの、肩コリ症状は残存する。週１回の頻度で猫背矯正を継続し１ヶ月が経過した段階で姿勢の改善によるストレートネック・肩の内巻きの低下、肩コリ症状の改善がみられた。その後も猫背矯正を継続し２ヶ月が経過した段階で姿勢の改善・安定化、妊娠前より肩コリの症状が改善したとのことなので卒業とする。ただしやや円背気味の猫背、肩コリ症状が軽微残存するため、月１回の頻度で猫背矯正を受けてもらい経過を観察する。